「北京五輪後に中国は崩壊する」7つの根拠

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巻頭スペシャルレポート

「国ごとロックダウン」の内側で起きている
すさまじい危機の数々を世界はまだ知らない

米中激突はカウントダウンに入った/習近平「暗殺」もありうる権力闘争の激化/飢えと寒さ、締め付けに「21世紀の天安門事件」の兆し/不動産バブル崩壊から始まった経済破綻ほか

21世紀は中国の世紀だと言われてきたが、無理を重ねて、急激に膨張した大国に異変が生じ始めている。国際的孤立、内政の混乱、人民の不満、そしてコロナの激増――崩壊の序曲が聞こえてきた。

【1】
「ゼロコロナ」
政策は大失敗

 今年、世界が直面する最大のリスクは中国の「ゼロコロナ政策」の失敗だ――米国のリスク調査会社ユーラシア・グループが発表した論文が大きな波紋を呼んでいる。

 同グループ社長のイアン・ブレマー氏がこう警告する。



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