[スクープ]日本製鉄社長 怒りの独占激白「トヨタさん、うちと組まないで生き残れるのですか?」
経済 | 2021.10.31 |
トップ企業が最大の取引相手を訴えた!
「対等な関係にならなければ、
お互いの発展はありません」
共に経団連会長を何人も輩出してきた名門企業だ。そのあいだで訴訟沙汰が生じ、財界がどよめいている。トヨタと二人三脚で日本経済を支えてきた製鉄会社のトップは、本誌直撃に対して何を語るのか。
井上久男(ジャーナリスト)
「対等な関係にならなければ、
お互いの発展はありません」
共に経団連会長を何人も輩出してきた名門企業だ。そのあいだで訴訟沙汰が生じ、財界がどよめいている。トヨタと二人三脚で日本経済を支えてきた製鉄会社のトップは、本誌直撃に対して何を語るのか。
井上久男(ジャーナリスト)
「盗品」を売った責任
「プリウスを購入して分解したら、案の定、日本製鉄の特許を盗んだものがモーターに使われていました。たとえば、盗まれた商品を100円で仕入れて200円で売った場合、一般的には買った人が盗品だと知らなければ罪になりません。しかし、知的財産の分野ではまったく違う判断となり、『盗品』であれば、それを買った人は知らなくても責任が問われます。特許の世界では、製造、使用、販売で特許侵害があればすべてクロ。だから宝山だけでなく、製品に使用して販売したトヨタにも責任があるんです」
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