11・7 衆院総選挙 全289選挙区 完全当落予測

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相次ぐ番狂わせで全国に異変が起こる

どこよりも早い総力調査

自民党本部が作った落選議員64人リストも独占掲載

永田町は「顔が変われば気分も変わる」とばかり、選挙モードに切り替わった。だがコロナ禍も菅政権の失策も、代議士たちの不祥事も消えてなくなるわけではない。異変はすでに各地で顕在化している。

浮かれる自民党議員たち

「少し前まで、街頭に立てば『菅じゃダメだ!』『二階を辞めさせないと話にならん』と言われたけど、菅辞任で一変しましたよ。逆に、菅さんは救世主だ。自民党のために辞めてくれたんだから」(東京が地盤の自民党中堅議員)

 菅政権の幕引きで、党風一新だ。コロナの新規感染者数も落ち着いてきた。新総裁で総選挙に突入すれば、国民はこれまでの政府の体たらくなど忘れて、熱狂する――自民党内は今、そんな高揚感と安心感に支配されている。



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