[ビジネス・インサイド]なぜソニーは蘇り、パナソニックは地獄に落ちたのか

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運命の分かれ目は、一点にあった

昭和から平成にかけ、両社をエレキの雄としてライバル視する向きも多かった。だが、共に危機を迎えたあとの改革が違った。わずか6年で、時価総額の差は5倍近く。その分かれ目は何だったのか?

パナ会長を直撃すると

 7月29日、パナソニックは'21年度第1四半期の連結業績を発表した。営業利益は前年同期の38億円から1043億円に回復。車載機器や電池の収益が伸びたことが追い風になった好業績で、梅田博和CFOは「13年ぶりの営業利益」と胸を張った。



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