[実録]ケアマネは見た 知っている人だけが得する「介護」のウラ側

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「虐待」寸前の酷いデイケアか、優秀なヘルパーか
汚くて食事もまずいホームか、高級感漂う優良ホームか

同じ介護保険料を払っても、
すべての沙汰はこの人たち次第

豊かな余生を過ごせるかどうかは、すべてケアマネにかかっている。担当者の選び方を間違えると家族まで共倒れになりかねない。介護の現場では何が起こっているのか。ナマの声を紹介しよう。

「ヒモつき」のケアマネ

 ケアマネージャーの古川弘子さん(47歳、仮名)は、ある住宅型有料老人ホームで目撃した光景を忘れられないという。

「5年前から担当していた野村さん(84歳、仮名)という男性は、ここ1年で認知症が悪化して在宅介護が難しい状態になっていました。施設介護に切り替えようと考えていたところ、ご家族から『自分たちで格安の有料老人ホームを見つけたので、そこに父を入居させます』と連絡が来たんです」



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