[特別読み物]野球選手の「通訳」はつらいよ

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「助っ人外国人」を支える黒子たち

グラウンドでの仕事はほんの一部。
買い物から喧嘩の仲裁まで・・・・・・

遠い国からバット一本、グローブ一つで稼ぎにやってくる助っ人たち。通訳は彼らに常に付きそい、身の回りのあらゆる世話をする。普段は決して目立たない彼らが、その奮闘の日々を語り尽くす。

「和製英語」なんて通じない

「ときに選手が気の利いたジョークを言ってくれても、文化的な背景の違いからうまく伝わらず、インタビュアーに『おやっ?』という反応をされてしまうこともある。18年目のいまも、コツコツと勉強を重ねています」

 こう語るのは、広島カープの職員で、球団通訳を務める松長洋文氏だ。



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