昭和の匂いがしていたあのオヤジたちが懐かしい
社会 | 2021.05.12 |
本田宗一郎 小林陽太郎 西川善文
小倉昌男 土光敏夫 盛田昭夫
破天荒で型破り、コンプライアンスなんて関係ない。
でも人情味があって、大きくて温かかった――
ああいうすごいオヤジたち、うちの会社にもいましたね
方言交じりで工員を怒鳴り上げ、個人情報を武器に政治家、役人を責め立てる。いまの時代ならどれも「一発アウト」だろう。それでも社員は彼らを慕い、ついていった。懐かしい「あの人」を思い返す。
小倉昌男 土光敏夫 盛田昭夫
破天荒で型破り、コンプライアンスなんて関係ない。
でも人情味があって、大きくて温かかった――
ああいうすごいオヤジたち、うちの会社にもいましたね
方言交じりで工員を怒鳴り上げ、個人情報を武器に政治家、役人を責め立てる。いまの時代ならどれも「一発アウト」だろう。それでも社員は彼らを慕い、ついていった。懐かしい「あの人」を思い返す。
8000人の社員旅行
「オヤジさん(本田宗一郎さんのこと)はまさに『カミナリオヤジ』でした。なにか気に入らないことや、我慢ができないことがあると、すぐに『馬鹿っつら!』と怒鳴る。遠州弁で『馬鹿野郎』とか『馬鹿者』みたいな意味です。私も新人時代に工場の部品を置く場所を間違えたりしたときに、よく雷を落とされました。ただ、いま思い返してもまったく嫌な思い出ではありません。当時の従業員たちもみんな同じ気持ちだと思います」
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