誰も知らなかった「明治の偉人」のトンデモ素顔

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GW合併号
特別座談会

中村彰彦
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鹿島 茂
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河合 敦

「酒乱で妻を殺した」と書かれた黒田清隆/シャンパンをがぶ飲みした明治天皇/美女専門の女好き、渋沢栄一/留学費用を全部使い込んだ野口英世/ロリコン趣味の伊藤博文

封建社会という壁が突如消えた明治の時代。丁髷(ちょんまげ)と刀から、西洋式の服に着替えて欧米列強と渡り合った人たちは、行動規範のスケールも違った。歴史に造詣の深い3人が、明治の偉人たちの素顔に迫る。

梅毒が悪化した龍馬

鹿島:大河ドラマ(『青天を衝(つ)け』)の主人公となったことで、「日本経済の父」とあがめられている渋沢栄一が、実は女好きであったというのが話題になっています(笑)。彼はメンクイで美人専門なんですよね。

 徳川慶喜の家臣として召し抱えられた後、27歳の時にパリ万博使節団に随行して渡仏しますが、オペラ座でバレエを見て感銘を受け、美女にうっとりしています。



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