あの頃好きだった 私だけの橋田壽賀子ドラマ

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『愛と死をみつめて』『おんなは度胸』『あしたこそ』・・・・・・

『おしん』『渡鬼』だけではない
昭和の家族が、ここにあった

戦前に生まれ、激動の昭和を生きたひとりの女性。橋田壽賀子の生み出した数々の物語は、「日本人の心」そのものだった。純愛ものに家族ドラマ、そして時代劇。味わい深い橋田作品を振り返ろう。

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「今年3月、橋田先生から突然、電話がかかってきました。『5月には「渡鬼」の新しい台本ができるから、7月には撮影を始めるわよ』って。最新の『渡鬼』には、新型コロナのことも取り入れるつもりだったようです。病床に伏せながらも、最後の最後まで脚本を書いていた。その作家魂を思うと、頭が下がります」



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