[特別読み物]井上陽水 空白の1971年
芸能 | 2021.04.09 |
奇妙なフォーク歌手と言われ、鳴かず飛ばずだった。
まだ「アンドレ・カンドレ」名で活動していたこの時期、天才が目にしていたものは?
自分の歌で世の中を驚かせてやる。そんな男の野望はいともたやすく打ち砕かれた。稀代の歌手が味わった、底知れない挫折。這いつくばり悩み抜いた先に、井上陽水は「本物の歌」を生み出した。
まだ「アンドレ・カンドレ」名で活動していたこの時期、天才が目にしていたものは?
自分の歌で世の中を驚かせてやる。そんな男の野望はいともたやすく打ち砕かれた。稀代の歌手が味わった、底知れない挫折。這いつくばり悩み抜いた先に、井上陽水は「本物の歌」を生み出した。
観客は激怒して逃げた
1971年、23歳の井上陽水はどん底にいた。
デビューから50年以上が経ち、音楽界における「伝説の一人」となった陽水。そんな彼にすら、暗く、出口の見えない迷路でもがいた、苦悩の青春時代があった。
「いま振り返れば、あの時期、陽水は葛藤の真っただ中にいました。
デビューから50年以上が経ち、音楽界における「伝説の一人」となった陽水。そんな彼にすら、暗く、出口の見えない迷路でもがいた、苦悩の青春時代があった。
「いま振り返れば、あの時期、陽水は葛藤の真っただ中にいました。
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