[巻頭大特集]人生「最後の10年」で間違えてしまった人たち

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実録
いちばん大事なときに、人は判断を誤る

【1】
「虎の子」の自宅は絶対に売ってはいけない

 連れ合いを失った寂しさ。身体や頭が動かなくなる焦り。そうした理由から、人生の終盤にさしかかって大きく判断を誤る人は後を絶たない。

 その最たるものが、住み慣れた家を売るという判断だ。

〈介護施設はまだ早い。自由な暮らしも、いざという時の安心も欲しい〉



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