[特別読み物]阪神・小林繁が静かに燃えた1979年を振り返る

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「悲劇のヒーロー」が22勝200奪三振

甘いマスクにスラリと伸びる手足。巨人のエース然とした伊達男に、ある日突然トレードが言い渡された。誇りを傷つけられた怒りと悔しさ。やりきれない思いをバネにして、男は古巣に立ち向かった。

キャンプ当日の宣告

 人生には、ときに思わぬ「人事」によって、その後の運命を大きく左右される瞬間がある。

 それは、プロ野球の世界も同じだ。



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