会う食べる飲む、また楽しからずや 第四百三十四回 菊地幸夫さんの巻

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外食はもっぱら近所。
小ぢんまりとした
地元のお店で、
家族と一緒に食べるご飯が
何よりのごちそうです

○月×日

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絵/市川興一
「温野菜のアンチョビ風」
食感が残る蒸し加減で
野菜のうまみを生かした逸品。
細かく刻んだアンチョビが
芋類やきのこにもよく合う
 朝6時に愛犬に起こされ、1時間ほど近所を散歩。朝食はコーンフレークに卵料理、ハムやソーセージを少々に、具沢山の野菜スープ、ヨーグルトと、結婚して以来、もう30年くらい変わらない。うちは長女一家との二世帯住宅なので、孫とも「おはよう」の挨拶を交わし、身支度をして四ツ谷の事務所に向かう。



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