[特別読み物]「正しいことを言うときは、誰かを傷つけるから気をつけなさい」

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SNSでも職場でも言いたい放題
でも、若い人は吉野弘の詩を知ったほうがいい

正論を振りかざすことが、いかなる時も正解だとは限らない。しかし「自分は正しい」と信じてやまない人たちは、今日もどこかで「悪」をたたく。互いを認め、共に生きるヒントが、この詩にはある。

上司に「訴えます」

「正しくない」「間違っている」「矛盾している」「だから許せない」「死んだほうがいい」……。

 短絡的に「正しさ」を振りかざす人が増えている。自分が「正しい」と信じ込み、自分とは違う考えを持った人間は「悪」だと決めつけ、容赦なく攻撃する。とくに若い世代にその傾向は強い。



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