[医療大特集]みんな、最後は肺で死ぬ

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こんな苦しみが続くなら、いっそ殺してくれ。肺炎にかかった患者は本気でそう訴える。身近な病なのに真の怖さが知られていない。自分は大丈夫と高を括っていると、想像を絶する苦痛に見舞われる。

【1】
空気が乾燥する秋冬は要注意
「口が渇く、ツバが出ない」がすべてのはじまり

口の中が細菌の温床

 暑い夏が終わり、肌寒ささえ感じるようになってきたこの頃。外を歩けば、これまでのジメジメが嘘のように乾燥している。だが、秋になってから、なんだか口がやたらと渇く。ツバもうまく出てこない。そう感じている人は多いはずだ。

 頻繁に水を口に含んで誤魔化してしまう場合がほとんどだろうが、ちょっと待ってほしい。その「口が渇いてツバが出ない」状態こそが、深刻な肺炎の前兆かもしれない。



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