坂本九と吉永小百合がいた時代
芸能 | 2020.07.25 |
特別読み物
「ひとりぼっちだから、愛し合うのよ!」
あの頃、日本にはまだ何もなかった
だからこそ、本物の青春があった
おカネなんてなかったけれど、心は今よりもずっと豊かだった。そんな時代、特別な輝きを放っていたのが坂本九と吉永小百合。ふたりのスターが才能をぶつけ合った瞬間、さらに強い光が生まれた。
「ひとりぼっちだから、愛し合うのよ!」
あの頃、日本にはまだ何もなかった
だからこそ、本物の青春があった
おカネなんてなかったけれど、心は今よりもずっと豊かだった。そんな時代、特別な輝きを放っていたのが坂本九と吉永小百合。ふたりのスターが才能をぶつけ合った瞬間、さらに強い光が生まれた。
現場は熱気に溢れていた
ところは東京・神宮外苑。青空の下、いまはもう建て替えられたかつての国立競技場を背景に、若者たちが手を組んで合唱している。聞こえてくるのは、あの懐かしいメロディだ。
〈♪上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 思い出す春の日 ひとりぽっちの夜〉
〈♪上を向いて歩こう 涙がこぼれないように 思い出す春の日 ひとりぽっちの夜〉
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