[医療健康大特集]その「ふらつき」、放っておくと死に至る

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60過ぎたら、身体の異変を見逃してはいけない

多くの高齢者が悩まされる「ふらつき」。いつも現れる症状だからこそ、つい、慣れてしまって、放っておいてしまいがちだ。しかし実は、ふらつきこそが、身体が内側から発する大病のサインなのだ。

【1】
ちょっとしたふらつき、
それは「がん」の始まりだった

初期の胃がんが見つかった

「先日、ゴルフのラウンドに行ったときのことです。16番ホールから次のホールへ移動するときに、クラクラと立ちくらみのようなめまいがして、ふらついたのです」

 北原利久さん(仮名、72歳)は、こう振り返る。



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