ユニクロ柳井正社長「日本は滅びる」を考える

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この国はそんなにダメなのか

「日経ビジネス」のインタビューで、
公務員から年功序列、横並び意識まで大批判。
「日本は政治家と生活保護の人だけになる」と言うが……

日本は沈没寸前の泥船だ。柳井社長は危機感を隠そうともしない。たしかに彼の真剣な言葉には頷かされる。だが、柳井社長が理想に掲げる日本像に近づくと、この国はどうなってしまうのだろう。

正論かもしれないけれど

「いつの時代も、このままでは日本はダメになると警告を発する人がいます。彼らのことを『アラーミスト』と呼びますが、これはもう、明治時代から現代に至るまで、ずっと変わりません。なにも柳井さんだけが特別なわけではない。

 ただ、じゃあ具体的にどうすればいいのか。柳井さんの提案自体に意味はあるにしても、その内容には目新しさは見受けにくい。本当に現実的な打開策なのかと、疑問を覚えてしまう部分もあります」(社会学者で京都大学名誉教授の竹内洋氏)



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