病院はこんなに怖いところ 第7弾 日本の手術と薬は世界とこんなに違う

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大反響特集

知れば驚くことばかり

「ニッポンの常識は、世界から見れば非常識」。医療の世界も例外ではない。その薬、検査、手術、本当に必要ですか?

【1】
肺がん 食道がん 前立腺がん 乳がん ほか
ドイツ・イギリス・アメリカでは切らない「がん」
日本ではいまだに切る「がん」

〈医者たちは皆切りたがる。食道を切って胃を持ち上げて繋(つな)げたがる。/失敗もする。/その場合、患者は死んでしまう。/それでも切りたがる。/この、今では世界の常識からはるかに遅れた事態こそ私は日本医学界に蔓延(はびこ)るある種の病気だと思う。〉

 2012年に食道がんを患い、「切る手術」ではなく陽子線治療を選んだ作家のなかにし礼氏は、著書『闘う力 再発がんに克(か)つ』のなかで、医師にがんの治療について相談しても「切るべきだ」としか言われなかったことへの不満をこう綴(つづ)っている。



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