プロ野球ドラフト会議 大船渡・佐々木か、星稜・奥川か それとも……

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10月17日
あなたなら、誰を選ぶ?

リスクをどう考えるか。
将来の可能性か、いまの完成度か

若き才能の命運を握るドラフト会議は、球団の立場から見れば、数千万円を賭けた、乾坤一擲の「投資」の場である。高校球界に現れた二人の天才に向き合い、球団やスカウトはいま、何を考えるのか。

二人の天才の「直接対決」

「私が長年スカウトを担当していたなかで、ナンバー1の選手は大谷翔平です。佐々木(朗希)君は、その大谷に匹敵する能力があります。潜在能力は、歴代の高校球児の中でも群を抜いている」

 こう断言するのは、阪神のスカウトを25年にわたって務めてきた菊地敏幸氏だ。一方、ソフトバンクの元投手、斉藤和巳氏が言う。



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