会う食べる飲む、また楽しからずや 第三百八十九回 北尾トロさんの巻

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店内は大入りでも、
甲子園で地元校が負けた直後は
みな、意気消沈。
そんな町中華ならではの光景と、
残暑を忘れる一品が、堪らない

○月×日

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絵/市川興一
「冷し中華」
具材の盛りがよく
町中華の魅力が詰まった
納涼の一皿に舌鼓
 朝6時に起床。東京から信州・松本に移り住んで7年、畑で野菜も作っており、朝は新鮮なサラダが食べられる。カミさんと中学3年生の娘と食卓を囲み、その後、コーヒーで一服。普段はそのまま執筆作業に入ることも多いが、この日は身支度を整えた。



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