[全国民必読]60歳から始まる 新・日本の階級社会

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「余裕しゃくしゃく」老夫婦120万人と、
「ド貧困」老夫婦450万人

2000万円くらい持ってないの?/入居金1億7000万円の老人ホーム/年金だけで月50万円/入会費380万円で24時間いつでも医者が診てくれる/100万円の国内バスツアーにオーダーメイド海外旅行/1本5万円のビタミン注射を夫婦で月6回ほか――。生活保護に頼るしかない老人が100万人いる一方で、お金がありすぎて使い切れないと笑う老人がそれ以上いる

格差社会と言われたのも今は昔。いつの間にか日本は、個人の努力では這い上がれない階級社会に突入していた。しかも、上の階層との生活レベルの差は、高齢になればなるほど広がっていく。

お金の悩み方が違いすぎる

 佐々木博さん(68歳・仮名)の1週間は、銀座のクリニックで「点滴カクテル」を打つことからはじまる。

 高濃度のビタミンCやニンニクエキス、プラセンタなど、健康と若さを保つための成分を混ぜた液体を注入する。価格は一本5万円だ。加えるエキスによってはさらに高額になるという。



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