高齢ドライバーの皆さん たった一度の事故が、どれだけの苦しみを生むか知っていますか

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全国民必読
次はあなたの番かもしれない

被害者とその家族、そして
あなたの家族の人生も奪うことに

今年に入って、高齢ドライバーによる交通事故がたびたび世の中を騒がせている。他人事のように眺めていても、自分がいつ当事者になるかわからない。加害者の家族たちが、苦しい胸の内を明かした。

加害者の後悔

「交通事故加害者家族からの相談は絶えることがありませんが、とりわけ加害者が高齢者だった場合、本人はもちろん、運転を止められなかった家族が、本人以上に重い罪の意識を抱えてしまうケースが非常に多いです。

 交通事故は、たいてい賠償金が保険でカバーできてしまううえ、刑にも執行猶予がつく場合もある。そのため、かえって被害者側の『許せない』という気持ちが募りやすく、加害者側が謝罪をする機会すら与えてもらえない場合も少なくない。

 そもそも、普通に生活していた人が不意な過失によって加害者になってしまうだけで、精神的に受けるダメージは計り知れない。罪の意識に苛(さいな)まれて自殺してしまうケースも何度も見てきました」(加害者家族を支援するNPO法人「ワールドオープンハート」の阿部恭子代表)



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