年金から生活保護へ あなたの老後はこう変わる

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社会保障制度が大きく転換

年金制度は廃止。
暮らしていけない人には
最低限の生活保護が
支給されることに

かたくなに年金制度の崩壊を否定してきた政府だが、突然不穏な報告書を発表した。年金が突然なくなったら、最後に頼れるのは生活保護しかない。社会保障の大転換は、高齢者に何をもたらすのか。

老後は自己責任で

 5月22日、金融庁は老後資産に関する「異例」の報告書案を発表した。

 平均寿命が延びる一方で終身雇用や退職金制度の維持が難しくなることを踏まえ、「かつての資産形成モデルは成り立たなくなってきている」と指摘。そして、年金などの公助には「限界がある」と認めざるを得なかったのだ。



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