東京土地物語 第4回 不動産情報には決して載らない新宿ゴールデン街の秘密
経済 | 2019.05.30 |
大反響!
欲望と記憶が刻まれて
昔の青線地帯が一坪1000万円の高級地に
どこか近づきがたい雰囲気がある歌舞伎町の一角も、外国人に人気の観光スポットへと変化した。出店希望者は後を絶たないが、いくらカネを持っていても物件がなかなか手に入らない事情がある。
平井康章(ノンフィクションライター)
欲望と記憶が刻まれて
昔の青線地帯が一坪1000万円の高級地に
どこか近づきがたい雰囲気がある歌舞伎町の一角も、外国人に人気の観光スポットへと変化した。出店希望者は後を絶たないが、いくらカネを持っていても物件がなかなか手に入らない事情がある。
平井康章(ノンフィクションライター)
空き物件は順番待ち
0.8haという、中学校のグラウンド程度の狭い範囲に密集する飲食店の数は、ざっと290。個性的な店が軒を並べ、近年は多くの外国人観光客も訪れる新宿ゴールデン街は、今や東京を代表する観光地のひとつだ。
だが、ひとたびこの街の奥深くに足を踏み入れようとすれば、たちまち「迷宮」にさまよい込んだような感覚に襲われてしまうのも事実だ。
だが、ひとたびこの街の奥深くに足を踏み入れようとすれば、たちまち「迷宮」にさまよい込んだような感覚に襲われてしまうのも事実だ。
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