週現『熱討スタジアム』第326回 西田佐知子『アカシアの雨がやむとき』を語ろう 今週のディープ・ピープル 山本晋也×五十嵐泰弘×柳田由紀子

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1960年、梅雨――
安保反対の国会デモで
ひとりの女学生が死んだ

「このまま死んでしまいたい」。安保闘争に敗れた若者たちは皆、この詞を口ずさんだ。男女の恋の歌がなぜ時代の象徴となったのか、記憶をたどっていく。

天女が降りてきた

山本:『アカシアの雨がやむとき』は安保闘争の象徴としても知られる大ヒット曲です。しかし実は、1960年4月の発売から時間をかけて人気が出たそうですね。



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