[大人気特集]きれいに消えたい あなたの人生 最後の総力戦

[ptitle]
少しだけ、自分の足跡を残しておく

死後も「思い出してもらえる人」になれるのは、大切な家族や友人のことを考えて、しっかりと準備を済ませた人だけだ。悔いの残らない備え方、考え方を、丁寧に解説していこう。

【1】
本当に大切なものは何ですか
失っていいものと、
失ってはいけないものを分ける

家族を不幸にする「宝物」

 生前に、不要なものはきっぱりと捨てて、本当に大切なものだけを残すことで、残された人の負担は軽くなる。そして、故人の思いやりは、家族の心に刻まれる。

 '12年に肺カルチノイドで亡くなった流通ジャーナリスト・金子哲雄氏(享年41)の妻で、終活ジャーナリストの金子稚子氏は、こう述懐する。



会員の方は