初対談 曽野綾子×五木寛之 常識なんかに縛られない「老い」を楽しめば人生はどんどん自由になる

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急速に進む高齢化社会のなかで、老いてなお甘えず自立して生きるために必要なこととは? 老化は嘆くことではない。共に80代を迎えた二人の国民的作家が語り合った、楽しく老いるためのヒント。

常に「死」を意識する

曽野:五木さんとは、ほとんど「はじめまして」ですね。

五木:実は、初対面ではないんですよね。もう何十年も前に一度だけですけれど、お会いしている。締め切り直前で印刷所に缶詰になっていて、そこに曽野さんもいらしていた。挨拶を交わした程度でしたけれど。



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