がん光免疫療法を生んだ極貧研究者
社会 | 2019.02.06 |
特別読み物
男の人生には物語がある
カネもない、伝手もない、情熱だけがあった
現在、治験の最終段階にあり、認可されれば、がん治療に大革命を起こすと期待される光免疫療法。だが、その開発の裏には資金不足に泣き、自腹で実験を続けた研究者の汗と労苦の物語があった。
男の人生には物語がある
カネもない、伝手もない、情熱だけがあった
現在、治験の最終段階にあり、認可されれば、がん治療に大革命を起こすと期待される光免疫療法。だが、その開発の裏には資金不足に泣き、自腹で実験を続けた研究者の汗と労苦の物語があった。
がんが「過去の病」に
昨年12月8日、スウェーデン・ストックホルムで京都大学の本庶佑(ほんじょたすく)特別教授が、ノーベル賞記念講演を行った。受賞に日本中が沸き、本庶氏が開発に携わったがん免疫治療薬「オプジーボ」は誰もが知る薬となった。
会員の方は