学生さん、中国で捕まると大変なことに

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内定取り消し? いいえ、禁固刑です

あなたの子ども、孫は大丈夫?

卒業旅行シーズン、ご用心。
スマホで写真を撮ったばっかりに

片道4時間で着く隣国だが、日本と異なる景色が広がる。軍事施設や観光地周辺では警官が監視している。思い出作りの旅行のはずが、国際問題に発展しかねない大事になっては目も当てられない。

泥酔させられ、尋問

 2017年に訪問した日本人は268万人、人気の観光地のひとつが中国だ。これからのシーズン、子どもや孫が中国へ卒業旅行に出かけるという人も多いだろう。

 だが、よくよく注意するよう言っておいたほうがいい。スマホを取り出し、街中や有名スポットで友人と記念写真をパシャリ、たったそれだけで「スパイ」扱いされてしまうことがある。一度公安や警察に拘束されれば、身の安全の保証はない。ロクな弁明もできないまま、現地で裁判になり、禁固刑を食らうこともありえる。そうなれば、内定取り消しどころの騒ぎではない。



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