「2019年、何が起きるか」ニトリ会長とジム・ロジャーズ 日米の大金持ち2人はこう考える

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初春躍進号 特別企画
経済・景気・株・世界地図はどう変わるか

日本と米国という違いはあれど、市場を勝ち抜いてきた彼らはともに、今年の日本経済に警鐘を鳴らす。改元、参院選、そして増税と、社会が大きく動く'19年に何が起こるのか、二人の大富豪が読み解く。

【1】
日本株2万円割れをズバリ的中
「日本経済、ここまでは見えている」
似鳥昭雄

 本誌'18年1月20日号で、似鳥昭雄ニトリホールディングス会長(74歳)が語った予測は、ぴたりと的中した。

「日本経済の失速がはっきりしてくるのは'18年の10~12月くらい。そこから'19年1~3月にかけて、状況はだんだん悪くなっていく。(中略)円高によって株価も低迷し、日経平均株価は2万円をきるのではないか」



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