国税は芦屋・六麓荘の超富裕層たちの何に目をつけたのか
社会 | 2018.12.05 |
脱税30億円を摘発
ほんの一握りの「真の富豪」しか住めない高級住宅地に、国税が目をつけた。一度に多くの住人が脱税を指摘される「異常事態」は、いったいなぜ起きたのか。住民たちの動揺と国税の思惑をレポートする。
ほんの一握りの「真の富豪」しか住めない高級住宅地に、国税が目をつけた。一度に多くの住人が脱税を指摘される「異常事態」は、いったいなぜ起きたのか。住民たちの動揺と国税の思惑をレポートする。
異例の大規模調査
兵庫県芦屋市の六麓荘町(ろくろくそうちょう)は、日本屈指の高級住宅地として知られる街だ。
かつては、光世証券創業者で「北浜の風雲児」と呼ばれた巽悟朗や、ダイエー創業者の中内功などが住んだことで知られ、現在も小林製薬の小林一雅会長や日本管財の福田武会長、UCCの上島一族など、日本の財界のトップたちが居を構えている。
かつては、光世証券創業者で「北浜の風雲児」と呼ばれた巽悟朗や、ダイエー創業者の中内功などが住んだことで知られ、現在も小林製薬の小林一雅会長や日本管財の福田武会長、UCCの上島一族など、日本の財界のトップたちが居を構えている。
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