週現『熱討スタジアム』第308回 1975年の大竹しのぶを語ろう 今週のディープ・ピープル 田中健×石森史郎×樋口尚文

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『青春の門』と『水色の時』
まだ何者でもなかった17歳の少女は
わずか1年で本物の女優になった

実力派のベテラン女優も、駆け出しのころはまだ高校生だった。対照的な「織江」と「知子」の二役を演じ、大きな進化を遂げた大竹しのぶの一年を振り返る。

大スターに囲まれて

樋口:1975年、17歳の少女だった大竹しのぶが放った輝きは記憶に鮮明に残っています。

 まだ新人だったのに、2月に映画『青春の門』、4月にはNHKの朝ドラ『水色の時』という2つの国民的作品でヒロインをつとめ、熱演を見せました。



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