[医療大特集]不安なのはあなただけじゃない

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医者より患者のほうが知っている

患者の体験から
「飲まないほうがいい薬」
「やめておいたほうがいい手術」

副作用や後遺症の辛さは体験した者にしかわからない。こんなことなら、しなければよかった……と思っても遅い。医者は病気は治しても、患者の人生まで面倒を見てくれない。

骨粗鬆症薬で顎の骨が壊死した

 那須祐一さん(58歳・仮名、以下同)は、79歳になる母の容体に頭を悩ませている。

「母は虫歯のため抜歯をしたんですが、術後に歯茎が膿んで、痛いと訴え出したんです。病院で調べてみると、歯を抜いた場所が炎症を起こし、骨が壊死(えし)しかかっていたことがわかりました」



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