大研究「終の棲家」を探そう(1/3)

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共用のリビングダイニングで夕食を囲む。左から二人目がオーナーの岩崎さん

都会で暮らす、田舎で暮らす、故郷に帰る

最期はどこで暮らすのか。決断は早ければ早いほうが良い。自分が望む将来を選び、今までの生活を捨てた。そんなシニア世代に話を聞いた。

最期まで自立した暮らしをするための家(神奈川県伊勢原市/グループハウス欅)

シニア向けのシェアハウスが独居老人を支える

「急に病気になったら誰も助けてくれない……でも、元気なうちは自立した暮らしをしたい。様々な不安を抱えながら一人で暮らしている高齢者のために、このハウスを開設しました」

 高齢化社会が進み、人々の暮らし方にも変化が訪れている。冒頭のように語るのは74〜99歳の女性5人が共同生活を送る「グループハウス欅」オーナー・岩崎弘子さん(71歳)だ。


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