大研究「終の棲家」を探そう(2/3)

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「食事の支度も片付けもないので自由な時間が増えました」と福井さん

千葉県千葉市/スマートコミュニティ稲毛

夫とペットが逝き、一軒家を売って引っ越してきた

身軽になって老後を暮らす

「夫を6年前に亡くし、駅から遠く、高台にあった自宅にも不便さを感じていました。運転免許もありませんでしたから。そんな時、私の背中を押すように老犬が息を引き取ったんです」

 千葉県内で一人暮らしをしていた福井澄子さん(77歳)は、2年前に入居したきっかけをこう振り返る。体を動かすことが大好きで、充実したサークル活動に惹かれたことも大きかったという。最近は、ボケ予防で始めた麻雀に夢中だ。


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