[最新決定版]定年夫婦の新ルール 手取りを最大にする「境界線」はここだ

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働き過ぎずに得をする

税務署・年金機構は絶対に教えない

「人生100年時代」を旗印に政府は「死ぬまで働け」と音頭を取っている。折からの労働力不足もそれに拍車をかける。だが、賢く働かないと損をする。

【1】
「在職老齢年金」廃止へ
政府の目論見はここにあった
フルタイム勤務でも年金カットなし
だけど手取りは「年5万円減」のカラクリ

税金と保険料のWパンチ

 定年退職後、いくら働いても年金は減らしません。だから、どんどんフルタイムで働いてください。これが政府の発している「メッセージ」だ。

 給与と年金の月額の合計が一定金額(60歳以上65歳未満は28万円・65歳以上は46万円)を超えたら、超過分の半額相当の厚生年金がカットされる「在職老齢年金」。この制度を廃止する方向で政府は検討を始めた。これで60歳を過ぎてどんなに稼いでも年金がカットされないから得だ、と喜ぶ人もいるかもしれない。



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