内館牧子×佐々木常夫「毎朝、出掛ける場所がない」と嘆いてばかりの貴方へ
社会 | 2018.06.15 |
映画『終わった人』公開記念対談
人生100年時代と言われる現代、我々は定年後をどのように生きればよいのか?『終わった人』著者で、人気脚本家の内館氏と、東レの元役員でありながら、現在は作家として活躍する佐々木氏が語り合う。
人生100年時代と言われる現代、我々は定年後をどのように生きればよいのか?『終わった人』著者で、人気脚本家の内館氏と、東レの元役員でありながら、現在は作家として活躍する佐々木氏が語り合う。
仕事にしがみつかない
佐々木:『終わった人』を読んで驚いたのは主人公の壮介の人生と私の人生があまりに符合することでした。壮介も私も東北生まれで、東大卒。彼はメガバンクで、私は東レと職種は違いますが、働き盛りで左遷されたのも同じ。あの時の惨めな気持ちは忘れられません。この本を読んで、よくもこんなにリアルに書けるなと感心しました。
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