週現『熱討スタジアム』第281回 『ノストラダムスの大予言』を語ろう 今週のディープ・ピープル 山本弘×片山杜秀×大槻ケンヂ

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「1999年7月、人類滅亡」
何歳まで生きられるか
みんな一度は計算したはず

今振り返ると冗談みたいな話だが、公害問題に資源の枯渇、核戦争勃発の危機に直面した当時の日本人は、子どもから大人まで本気で人類の滅亡を信じていた。

仰天し、絶望した

大槻:『ノストラダムスの大予言』が祥伝社から出版された1973年当時、僕は小学2年生でした。ある日、母親が「ケンちゃん、'99年で人類は滅亡するのよ」って言うんです。「ええっ、そうなの!」と仰天しました。残りの時間を計算して、「ああ、自分は33歳で人生を終えるんだな」と絶望的な気分になったのを覚えています。



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