週現『熱討スタジアム』第99回 池田高校野球部 蔦文也監督を語ろう 今週のディープ・ピープル 畠山準×島村俊治×福島敦彦

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打って打って打ちまくれ!
常識破りの「やまびこ打線」に
甲子園が酔いしれた

徳島県池田町に住み、池田高野球部で指揮を執ること40年。高校野球に革命をもたらしたのは田舎の、白髪の高校教師だった。伝説の超攻撃野球がいま、蘇る。

「さわやかイレブン」の衝撃

福島:池田高校のある徳島県は当時、徳島商やいわゆる鳴門3校(鳴門、鳴門工、鳴門商)など強豪校揃いでした。畠山さんはなぜ池田を選んだのですか?

畠山:いくつか県内の強豪校から誘われていて、最後に挨拶に来られたのが蔦先生でした。私が中3だった'79年の夏、池田は甲子園で準優勝しています。大会が終わってから来られたので遅くなったんですね。

島村:初対面の印象は?


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