週現『熱討スタジアム』第275回 自民党抗争史「三角大福中」時代を語ろう 今週のディープ・ピープル 田原総一朗×岡崎守恭×松田喬和

[ptitle]
裏切り、男の嫉妬
派閥の領袖たちが最高権力の座を競った

男たちが、人間臭い戦いを繰り広げていたあの頃。政治家たちの陰影に満ちた「顔」が、国民にもよく見えた。自民党が一番おもしろかった時代の裏側に迫る――。

エリートvs.叩き上げ

岡崎:かつて自民党では、派閥の領袖が総理の座を巡って、嫉妬、羨望、謀略、裏切りが渦巻く闘争を繰り広げていました。いわゆる昭和の「三角大福中」時代です。私は新聞記者として中曽根(康弘)さんなどの番記者をしていましたが、議員たちの個性が際立ち、血沸き肉躍る世界でした。



会員の方は