没後20年メモリアル企画 総理の座を蹴った硬骨の政治家 いま、伊東正義(元官房長官)がいてくれたら(3/3)

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「趣味は大平」と公言した
平和を守り、信を尽くした政治家

どんなときもぶれない男だった
 伊東正義と大平正芳は、農林省、大蔵省の新人官僚として出会い、共に戦中の内蒙古で対中政策に携わった。戦後、政治家に転身した後も'80年に大平が亡くなるまで盟友関係は続く。伊東は「人のために自分が心血を注いでできることを常に考えて行動する」という大平の信念に共鳴し、「趣味は大平」と公言して、黒衣に徹した。


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