本人は気づかず、家族は認知症と勘違い 「これは怖い! 60すぎて初めてのうつ」/「上手に死ぬ」のは難しい
医療 | 2018.01.22 |
外出する気が起きない
埼玉県で働く医療コーディネーターは、同県に住む木下猛さん(70歳・仮名)について振り返る。
「公務員として働いてきた木下さんは、部下とよく飲みに行っては相談に乗る親分肌の方でした。60歳で公務員を定年退職。奥さんを若い頃に亡くして子供たちも独立していたので、退職後は独り暮らしでした。楽しみは近所にある理髪店でマスターと会話をすること。用事がなくてもその店で無駄話を楽しんでいた」
「公務員として働いてきた木下さんは、部下とよく飲みに行っては相談に乗る親分肌の方でした。60歳で公務員を定年退職。奥さんを若い頃に亡くして子供たちも独立していたので、退職後は独り暮らしでした。楽しみは近所にある理髪店でマスターと会話をすること。用事がなくてもその店で無駄話を楽しんでいた」
会員の方は