[大特集]これでいいのか!?「Amazon」依存社会 もう「使わないから関係ない」では済まない

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書店が消え、CDショップが消え、
今度はスーパーまで消える

アメリカで生まれた小さなネット通販会社は、いまや時価総額世界4位の巨大企業となった。日本上陸から18年目。世界一の品揃えとすぐ自宅に届く物流システムを武器に、数多くの小売りを駆逐して成長してきた。もはやアマゾンなしの生活は考えられない。だが「アマゾン一強」の未来は果たして本当に明るいのか。

最初は抵抗があっても、一度使うと病みつきに
人間は便利さには勝てない生き物だった

鈴木貴博(経営コンサルタント)
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田中道昭(立教大ビジネススクール教授)

安く早く何でも買える

鈴木:ここ数年でアマゾンを使う人が急増したことで、これまでとはまったく違った買い物の風景が広がるようになりました。わざわざスーパーや百貨店に行かずとも、ネット上でポチッとワンクリックするだけで、買い物ができてしまう。



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