福島「復興利権」の闇

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清水建設の作業所長(58歳)は、なぜ死んだのか

東京地検特捜部も重大関心

「復興税」に群がる奴ら

 清水建設の男性職員A氏(58歳)が東京都内の社員寮の一室で死亡しているのが発見されたのは、9月8日の朝のことだ。

 A氏は、東京電力福島第一原子力発電所内の工事を請け負う作業所の所長を務めていた。下請けのB社と共謀し、作業費用として約3900万円を架空請求した疑いで、社内調査を受けている真っ只中の不可解な「急死」だった――。



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