週現『熱討スタジアム』第254回 尾崎紀世彦『また逢う日まで』を語ろう 今週のディープ・ピープル 尾藤イサオ×水谷公生×富澤一誠

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あのイントロを聞くと、みんな歌い出したくなる

立派なモミアゲに日本人離れしたパワフルな声量――。人生は出会いがあれば別れもある。でもそれは悲しいことじゃないと、あの伸びやかな歌声で教えてくれた。

いい気分になれる歌

富澤:歌にも「記録に残る曲」と「記憶に残る曲」があるとすれば、尾崎紀世彦の『また逢う日まで』は、まさに後者の代表だと思います。1971年発売のこの曲は100万枚の大ヒットでレコード大賞も取っているけど、オリコンの年間チャートでは意外にも3位止まり。でも、あの印象的なイントロを聞けば、だれでも歌詞とメロディが浮かんで口ずさんでしまう。



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