独走スクープ第3弾 「8.15日米首脳電話会談」の中身を世界で初めて公開

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トランプは安倍に告げた 「金正恩とは私が話す」

北朝鮮がクリスマスまでに核兵器かICBM(ミサイル)を放棄しないのであれば、アメリカは空爆を開始する

米朝開戦はあるのか、ないのか? 両国の危険で気まぐれな似た者同士のリーダーに世界が翻弄されている。アジアが漂流し、日本が漂流しているいま、本当は何が起こっているのかをすべて書く。

近藤大介(本誌特別編集委員)

「もう我慢はしない」

「北朝鮮と戦争するのは、絶対に止(や)めていただきたい! 有事になれば、日本に甚大な被害が及ぶことになる」

 奇しくも終戦記念日の8月15日、首相官邸に、官邸の主である安倍晋三首相の「戦争」という言葉が響き渡った。

 この日、昼に日本武道館で執り行われる全国戦没者追悼式を控えた安倍首相は、午前10時27分から55分まで、トランプ米大統領との9回目の電話会談に臨んだ。



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