都立初のセンバツ出場! 進学校の野球部員たち 都立小山台高校「甲子園への方程式」(1/2)

[ptitle]
センバツの開幕が迫ろうが、期末試験の対策を怠らない。ミーティングで理論を固め、短時間の練習で技術を高める。甲子園への秘密の公式は文武両道の掛け算だった。
撮影/永田忠彦 文/中村計
image
3月上旬の週末。練習後、昼食を挟み自習を始めた。テスト期間中なのだという


7時間の授業後にたった60分の練習

 日本一練習が短いチーム。

 この春、選抜高校野球大会(3月21日開幕)に21世紀枠の代表校として出場する都立小山台(こやまだい)高校の「キャッチフレーズ」だ。定時制があるため夕方5時に下校しなければならず、一日の平均練習時間はわずか90分だという。


会員の方は