がんばれ、松方弘樹! 男にも女にも愛された最後のスター、いま厳しい闘病生活を

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あのマグロ一本釣りをもう一度

「神輿が勝手に歩ける言うんなら、歩いてみいや、おう!」。『仁義なき戦い』で松方が演じた若頭の名セリフはファンの心に熱く刻まれている。酒とマグロと映画を愛した名優をまだまだ観たい――。

千葉真一が語る

「早く戻ってこいと思っています。俺はここ数年、本当に寂しい思いをしているんだよ。同じ夢を持った仲間が次々に亡くなっている。弘樹は日本の財産だし、いなくなってほしくない。あいつは名優・近衛十四郎の息子として育ってきたエリートだよ。俺みたいな雑草とは違う。最初は七光りもあったかもしれないけど、見事にお父さん以上に育った。抜群の吸収力をもっている素敵な俳優。数々の名優がこの世を去った今、弘樹は日本映画界に絶対に必要な男だ」



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