伝説の球団社長[池田純氏]DeNAベイスターズ「再生までの道」
スポーツ | 2016.12.07 |
閑古鳥の鳴くハマスタを「常時満員」に変えた
お客さんは意外なところに隠れていた
「最初は軋轢(あつれき)もいっぱいありましたよ」。池田純氏(40歳)は涼しい顔で言ってのけた。プロ野球選手出身ではない「素人」社長が、わずか5年間でどうやって低迷する組織の風土を変えたのか。
お客さんは意外なところに隠れていた
「最初は軋轢(あつれき)もいっぱいありましたよ」。池田純氏(40歳)は涼しい顔で言ってのけた。プロ野球選手出身ではない「素人」社長が、わずか5年間でどうやって低迷する組織の風土を変えたのか。
「灰色の水槽」に飛び込んだ
初めて経験したクライマックスシリーズ(CS)が、横浜DeNAベイスターズ社長として、私の最後の仕事になりました。ワンプレーごとのファンの歓声のすごさに、心臓が握りつぶされる思いがした。CS終了後に社長を退き、今後、ベイスターズが優勝する瞬間に立ち会えないことが心残りですが、組織の再生に100%の力を注げた充実感は、今も残っています。
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